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ep 121 アートを語る英語フレーズと画家の名前の発音レッスン

今週のテーマは、アートを語る1週間|Talk about art in English!

皆さんはアートを鑑賞するのが好きですか?

私はアメリカ東海岸に住んでいるので、今日は私の近くにある2つの有名な美術館

  • フィラデルフィア美術館
  • ワシントンD.C.のナショナル・ギャラリー・オブ・アート

から、印象的な作品を使ってアートを語る表現をご紹介します。

さらに今日は、日本人がアートを語る際につまづいてしまう画家の名前の発音!フェルメール・ゴッホ・ダ・ヴィンチなど、有名な芸術家の英語での発音も一緒に確認します。

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🎨 1. モネの橋(フィラデルフィア美術館)

フィラデルフィア美術館には、**クロード・モネの「日本風の橋(Japanese Bridge)」**という美しい作品があります。
緑のアーチ型の橋と睡蓮が印象的で、眺めていると静かな池の風が吹いてくるような気分になります。

会話例(英語+和訳):

A: Have you seen Monet’s bridge painting at the Philadelphia Museum of Art?
(フィラデルフィア美術館にあるモネの橋の絵、見た?)

B: Yes, it’s one of my favorites. I love how he painted the light on the water.
(うん、すごく好き。水面の光の描き方が本当に美しいよね。)

A: It feels so peaceful. I could look at it forever.
(とても穏やかな気持ちになるよね。ずっと見ていられる。)

ロッキーの階段としても知られるこの美術館は、アートも、映画の聖地巡礼も両方楽しめる場所です!

Japanese Footbridge and the Water Lily Pool, Giverny 1899

Claude Monet (French, 1840–1926)

🎨 2. ダ・ヴィンチの肖像画(ナショナル・ギャラリー・オブ・アート)

ワシントンD.C.にあるナショナル・ギャラリー・オブ・アートは、
なんと、ヨーロッパ以外で唯一「正式なレオナルド・ダ・ヴィンチの絵画」が観られる場所なんです!

その作品は、Ginevra de’ Benci(ジネヴラ・デ・ベンチの肖像)。

A: Have you seen Da Vinci’s Ginevra de’ Benci? Her expression is so mysterious.
(ダ・ヴィンチの「ジネヴラ・デ・ベンチ」って見たことある?表情がすごく神秘的だよね。)

B: Yeah, she almost looks like the Mona Lisa, but younger.
(うん、「モナリサ」にちょっと似てるけど、もっと若い感じがするね。)

A: Exactly. The way her eyes follow you is kind of haunting.
(まさにそれ。視線が追いかけてくる感じが、ちょっとゾクッとするよね。)

B: I couldn’t stop staring. It’s so lifelike.
(目が離せなかったよ。本当にリアルで。)

観ていると吸い込まれそうなまなざしで、思わず立ち止まってしまう一枚です。この絵は額の裏側も観れるように展示されています。この裏側もとても素晴らしいです!

Ginevra de’ Benci [obverse]1474/1478

Leonardo da Vinci (Florentine, 1452 – 1519)

 

🎨 3. 芸術家の名前の発音ミニレッスン

日本語と英語で発音が大きく違う画家の名前をチェックしておきましょう:

  • ゴッホ Van Gogh /væn ɡoʊ/
  • フェルメール Vermeer /vɚˈmɪr/
  • ミケランジェロ Michelangelo /ˌmɪkəˈlændʒəloʊ/
  • ボッティチェリ Botticelli /ˌboʊtiˈtʃɛli/
  • ダ・ヴィンチ Leonardo Da Vinci /də ˈvɪntʃi/

 

🎨 今日のまとめ:自分の感じたことをそのまま表現してOK!

アートについて英語で話すとき、「正解」はありません。
• I love the colors.(色が好き)
• It makes me feel calm.(落ち着いた気持ちになる)
• It’s so powerful.(迫力がある)

どれもあなたの感想です。
だからこそ、自分の感じたままに表現することが一番大切なんです。

たとえ単語が正確じゃなくても、その瞬間の感情を言葉にする力が、英語力にもつながっていきます。