今週は「アートを語る1週間」として、たくさんの表現を学んできました
絵を見て思ったことや感じたことを、自由に英語で伝えてみよう!というメッセージもお届けしてきました✨
でも、こう思った方もいるかもしれません。
- 「そんな自由に話すなんて、私にはまだ早いかも…」
- 「もっと話せるようになったら、いつか…」と。
そこで今日は、英語を話す以前にとても大切な、「心の土台」=マインドセットについてお話しします。
これは、
「いつか話せるようになったら…」
そう思いながら英語を学び続けているあなたへ、届けたいお話です。
その「いつか」を、「今」に変えるきっかけになればうれしいです。
🍀 1「いつか話せるようになったら…」は、永遠に来ない
「もっと話せるようになったら、英語を使ってみよう」
「もう少し上達したら、外国人と話してみよう」
その気持ち、すごくよくわかります。
でも、その“いつか”は、たいていずっと来ません。
なぜなら、どんなに学んでも「まだ足りない」と感じるのが私たち人間だから。
だからこそ大切なのは、
「今の英語で、今の自分を使ってみる」こと。
たとえば、今週覚えた “This painting makes me feel calm.”
それを誰かに伝えてみるだけで、あなたの「英語の景色」は変わり始めます。
完璧じゃなくていい。伝わることから始めよう。
✨「いつか」じゃなくて、「今」がその時です✨

🍀2 話せるようになってから話すんじゃない。「話すから」話せるようになる
これは私の英語人生でもっとも大きな発見でした。
アメリカに来たばかりの学生さんの中には、「発音が悪いから通じない」「文法ミスが恥ずかしい」と、ずっと話すことを避ける方もいらしゃいます。
でも
“完璧な英語”なんて、誰も求めてないんです。
間違っても、言葉に詰まっても、笑ってごまかしても、とにかく話すようにすると
不思議なことに——
“間違った回数だけ、確実に成長できる”んです。
話すことで、気づきが生まれます。
気づきが、学びになります。
学びが、次の言葉につながります。
だから、どうか怖がらないで。
✨話すから、話せるようになる✨
それが英語の真実です。

🍀3「自分は英語が話せない」と思い込んでいませんか?
英語が話せるようになる人と、途中であきらめてしまう人の違い。
それは、スキルよりも「自分に対する信じ方」だと私は思います。
「私は英語が苦手だ」
「英語ができるのは、特別な人だけ」
——そう思い込んでいませんか?
でも、それは“そう信じているだけ”です。
実際は、続けさえすれば、誰でも必ず話せるようになります。
英語を話す自分をイメージしてみてください。そしてそれを信じましょう。きっとそのイメージ通りになります。
確かに言語の才能がある人はいます。
短期間で話せるようになる人もいます。
でも、話せるようになるためにそんな特別な才能はいらないんです。
多くの人にとって、言葉は、育てるものだからです。
あなたの中には、もうすでに英語の種がまかれています。
必要なのは、それを「信じて水をあげる」ことだけです。
✨英語を話す自分を育てていきましょう✨

🍀 自分の内側を英語にするって、こんな感じです
たとえばモネの睡蓮を見たとき…
🌸 This painting makes me feel peaceful and calm.
(この絵を見ると、心が穏やかで落ち着く気持ちになる)
🌅 The soft colors and gentle water movement remind me of quiet mornings.
(柔らかな色合いと穏やかな水の動きが、静かな朝を思い出させる)
そして、さらにもう一歩——
「何が一番最初に目に飛び込んできたか?」
「どんな記憶とつながったか?」
そういった“内側の景色”を、英語で描いてみてください。
英語学習が、「自分を深く知る旅」に変わっていきます。

🍀 まとめ「今話せる英語」から、人生が動き出す
英語を学ぶ理由は人それぞれです。
でも私たちが本当に求めているのは、「正しい英語」ではなく
「自分の声を届けられる英語」ではないでしょうか?
「人と繋がることができる英語」ではないでしょうか?
あなたは、すでにその一歩を踏み出しています。
今日から、「いつか」ではなく、「今この瞬間」に目を向けてみてください。